『ホテル・アウシュビッツ……世界と人間の現代についての七つの物語』(山口泉/河出書房新社)
短編集。
新城カズマの小説に作者の名前が出ていたので読んでみた。初出が八十四年から九十七年まで、長いスパンで作品が収録されているのだが、比較的に古い年代のもの方が楽しめた。新しめの作品は、どれも社会に対する問題意識が露骨すぎて。
短編集。
新城カズマの小説に作者の名前が出ていたので読んでみた。初出が八十四年から九十七年まで、長いスパンで作品が収録されているのだが、比較的に古い年代のもの方が楽しめた。新しめの作品は、どれも社会に対する問題意識が露骨すぎて。