堕天使を「堕天」と略すのは、クレジットカードを「クレジット」と略すぐらいの大間違い


 昼ごろ起きて毛布をかぶったままチキンラーメンを食べつつ、音楽をだらだら聴いてたら歌詞の中に、


 ≪海の地平線


 という言葉が。


 それは水平線と言いませんかレミオロメンさん。





 訳あって今週の水曜までに小説を書かなくてはならないのですが、一向にはかどりません。一時は「自分のドッペルゲンガーを殺さなくてはならないという妄想にとりつかれた少女が、夜鳴き蕎麦の屋台で『思想的に偏向したとある組織』の指導者と出会ったことをきっかけに、日本の全大学のテニス部の粛清を志す」というプロットに沿ってある程度は書き進んでいたのですが、ある時ふと冷静になって読み返して、我ながらあまりの無軌道さに頭を抱えて全部消去しました。


 何が「それは言うなれば、有毒だが肥料にも使われる黄燐のようなものだった」だよ。「この胡散臭い男に自分の精神の貞操を捧げてみるというのも、そう悪い選択ではないようにその時の彼女には思われた」とか書いてんじゃねえよ馬鹿。


 がんばって普通の小説を書いてみます。