2005-12-05から1日間の記事一覧

『ドストエフスキー全集6 罪と罰』(小沼文彦 訳/筑摩書房)

笑うなよ。 笑うなってば。 初期の佐藤友哉が本当に本来の意味で凄かったのは、普通だったら絶対に他人が共感できないようなごく個人的なわだかまりをちゃんと起承転結のあるエンターテイメントに乗せて昇華できていたからで、ちょっと前の佐藤友哉が駄目っ…

少年・肉・少女

「む、思い付いた!」 「何を」 「『備蓄』って十回言って!」 「備蓄備蓄備蓄備蓄備蓄びちくびちくびちくびちくび」 「やーらしい! 乳首って言ったー!」 「死んで」 「え」 「死んで」 「あの」 「死んで」 「ごめんなさい」 「死んで」 「。」 「死んで」…