機動戦士ガンダムSEED DESTINY 第43話
無限正義出撃と演説の回
カエルに見えた
ミネルバに向かって突撃していった時のネオの顔、目が離れすぎ。今回、ここだけ変に作画が崩れてた。
マリュー「整備班! 緊急着艦用意!」
飛行不能状態に陥ってまともに着艦できるかどうかさえ微妙(失敗すれば確実に爆発)な、しかも正式な友軍でもない戦闘機を、昔好きだった男が乗っているという理由だけで無理矢理回収させる艦長。私情! 私情!
キラ「あの機体!」
レジェンドを見て、プロヴィデンスの姿がフラッシュバック。良かった。こういう演出がないと不自然なくらい似た機体だし。
キック比較
手の平からビームを出そうと迫るディスティニーを、フリーダムが回し蹴りで迎撃。面白いんだが、劇場版ZでMKⅡの、ガルバルディのビームライフルぶっ壊す飛び蹴りを見た後だと、どうしても見劣りが。
アスラン「お前は本当は、何が欲しかったんだ!」
アスランがシンを諭すシーンで、シンの記憶に混じってアスラン自身の過去もフラッシュバック。最初見た時は分かりづらいだけだったが、見直すと結構いい場面だ。アスランの台詞は、自分に言い聞かせているものでもあるわけですな。がんばれ、ヘタレ!(褒め言葉)
これはあんまりだ
よく分からない理由で逃げ出したユウナの頭上から、グフが落下。ここまでしょうもない死に方をしなきゃならないほどの悪人ではなかったと思うのだが。まあ、こういう倫理のレベルの妙な低さもSEEDらしさの一つだったりする、実は。馬鹿はカッコ悪く死ね、と言ってるようなもんだよな。
ズルくねえ?
アークエンジェルが潜航すると、ミネルバには攻撃手段がないらしい。だったら最初っから潜っとけ。そういうわけにもいかないのか。ミネルバに潜航機能がないのは、同じ汎用艦とはいえ、ザフト製なので基本的には宇宙用であるということか。
∞ジャスティス
地味。特殊な武器とか無いのか? DESTINYでは初となるアスラン種割れもあったのに、やったことと言えば、せいぜいすれ違いざまにデスティニーの腕を切断したくらい。まあ、アスランの体調も万全ではなかったことだし、これからに期待。
無能っ娘
フォースインパルスが変形したムラサメより高速で飛行するのは不自然、という瑣末事はさておき、久しぶりに出撃したと思ったらジブリールを取り逃がしたルナマリア。発進したらとりあえず大気圏離脱するまでは真っすぐ飛ぶことしか出来ない(と思われる)シャトルに、一発も当てられないというのはいかがなものか。これじゃあ、レイに「お前は邪魔だ」言われてもしょうがない。
デス種の良心
相変わらず髪型は面白すぎるタリア・グラディス艦長だが、馬鹿ップルか馬鹿が殆どを占めるキャラクター達の中にあって、番組開始当初からまともな判断を下し続けてくれているほぼ唯一の存在でもある。今回も、あくまでもジブリールの身柄の確保が目的であってオーブとの戦闘はその手段に過ぎない、と敢えて議長の意志に逆らうような決断を。どこぞの色恋に眼を曇らせた巨乳艦長とはえらい違いだ。しかし、ザフトとAAの全面対決に向かって突き進むこれからのことを考えると、やはり議長のソードインパルスに再び貫かれて「結局、私はこの人についていくしかないんだわ」と荒い息を吐きながら女としての自分を再確認するという、SEEDらし過ぎる展開をするしかないと思うんだが、どうだろうか。俺が狂っているのだろうか。
笑い過ぎてちょっと涙が出た
気を失ったアスランに呼応するかのようにジャスティスも力を失い落下(この時点で、視聴者の目にはジャスティス=アスランという対応関係が意識される)。そしてそこに高速で接近し、腰を抱いて体を支えるフリーダム(=キラ)。YES! YES! YES! 着艦した後、アスランのパイロットスーツを脱がすキラにも悶絶。
伏線?
ミーアが窓辺で涙を流してたのは、一体なんなのか。今回までの展開には、解釈する材料はないよね?
ネオ「あんたを知っている、ような気がする」
「きっと俺の、目や耳や腕や……ナニかが」まあイヤらしい!
演説返し返し
そんなことが出来るなら、最初から電波ジャックなんかされたりするなよ。
あと、ラクスとミーア。格好だけで言えば、どちらも等しく偽者臭い。あんな恥ずかしいアニメ服着た女の演説なんか、真面目に聞けるか。
予告
「ザフトの誇り守り抜け、ザク!」二文字の名前は、やっぱり間抜けに聞こえる。