機動戦士ガンダムSEED DESTINY 第44話

 「ラクスとラクトアイスって似てるよね?」「全然」

速攻否定

 ジブリール「すぐにオーブの彼女と連絡を取れ!」
 ラクス「無論私は、ジブリール氏を庇うものではありません」
 ジブリール「!?」


 タイミングいいなあ。

昔の漫画に出てくる未来人みたいな

 ミーアの護衛に付いた女性士官(?)の格好がひどい。アニメ服と言うのもはばかれるような、適当ファッション。特に、あの細長いサングラス。外すと目からビームの人か。

タリア「聞かないでよぉ」

 その辺にいるおばちゃんのようなイントネーションが、無性に癇に障る。その直後の「我々の上官はラクス・クラインじゃない」という、まともな発言も霞んでしまうくらいに。

今回のレイはいい

 いつもどおり、シンとルナマリアを操るためにペラペラと適当なことを口走るレイ。しかし、その中に混じる僅かな本音。いや、SEEDとは思えないほどスマートなシーンだ。こういうのを毎回やってくれ。それにしても、議長の望む世界では遺伝子が全てなのだから、クローンはむしろ軽視されることになると思うのだが、それでいいのかレイ。むしろ積極的にクルーゼの代わりになりたいという願望が?

前兆?

 アスランとの戦闘を思い出し、頭を抱えてうずくまるシン。これはやはり、シンがいずれ(具体的には最終回で)精神崩壊に陥ることを示しているのだろうか。あー、でもやっぱりSEEDだと、崩壊しかけるがルナマリアの愛とステラの残留思念のおかげで復活、という流れの方が自然かも。どんな人間も「恋をして変わる」ものらしいですからね!

大統領?

 ジブリールの「私は大統領のような臆病者でも……」という台詞があったが、この世界に大統領なんていたか? 聞いた覚えがないんだが。もしかして、ブッシュのことなのか。アメリカ、嫌いなの?

現代美術はよくわかりません

 作中でその存在が予告されていたレクイエムと違って、何の前触れもなく登場したメサイア。その形状のあまりの意味不明さにびっくり。第何使徒とかそういうレベル。ア・バオア・クーを意識してるのかもしれない。

今週の議長

 レクイエムを撃たれて、激昂するデュランダル。どうも最近、感情を顕にすることが多いなあ、と思いつつ見ていたら、最後のシーンでは肘掛のついた椅子に優雅に足組んで座っている。これはおかしいと問題の箇所をもう一度見てみたら、周囲を冷静に確認してから怒ってやがった。全て計画通りということか。いや、これならラスボスとして正しい。

ゲシュマイディヒパンツァー?

 レクイエムのビームを屈曲させた装置のことらしいが、あれはやっぱりフォビドゥンと同じ機能なんだよね?

議長の思惑

 あっさり解説されてしまったディスティニープラン。お前らいつの間にそんなこと知ったんだよとか、思ったよりも普通の計画だったとかはさておき、これ以降は何故議長がそういう世界を望むようになったのかを、暗示程度でいいから描いてくれることを期待(艦長にフラれたことが動機の一つだろうことは予想できるが、それだけでは不足。そもそもあれも、具体的に何が原因だったかよく分からないし)。前回のクルーゼ(クローンとして生み出された自分自身の復讐のため、世界を滅ぼす)のような単純過ぎる動機でなければいいが。

ネオ「そんな世界で、奴は何だ? 王か?」

 そんなアークエンジェルで、お前は何だ? 艦長の愛人か? 
 我ながら、どうもネオには点が辛くなる傾向がある。反省。