機動戦士ガンダムSEED DESTINY 第48話


・こんなペースじゃ絶対終わらねえよ、と視聴者の誰もが感じてるのに、いつもより長めのアバンタイトルを丸々使って「これまでのあらすじ」ですか。これは、本気で劇場版完結編が予定されているのかもしれない。久しぶりにアウルの例の台詞(「ごめんねぇ、強くってさぁ!」)が聞けたのは嬉しいけど。


・すごいよ! ディスティニープラン! いまさら感がありありなモノリスっぽいコンピューターの群れにもどん引きだが、何よりもあの「まんが はじめて物語」のような解説アニメーション! 悪ノリしすぎ。先週のバンクで怒り顔のまんまモニターを睨んでたラクスだが、あれは実は必死に笑いを堪えてたに違いない。


・すげえなあ、シンは。世界の命運を賭けての決戦が目前に迫ってても「ええ? って……ああ?」か。レイの物言いが完全に理不尽なのも悪いが。


・ここに至って、まだルナマリアをシンから遠ざける意味ってなんなんだ、レイ。結局、終盤に至っても行動原理の見えないキャラだったような。どうやら、エクステンデッド(というかステラ)に対しての同情は本物だったようだが。


・戦うこと自体に疑問を抱き、弱音を口にするキラに対して「今は戦うしかない、つーか戦っていい」という曖昧な説教をして奮い立たせるラクス。こいつらの判断基準が、やっぱりよくわかりません。前に暗殺されそうになったのを、いまだに根に持ってるだけなのか?


テロメアが短くて持病もちで誰かさんのクローン。暗示程度で済ませてしまうかと思ったら、案外ちゃんと説明されてしまったレイの正体。そうなると、やっぱり最終戦での組み合わせは、レイVSネオか? しかしそうすると、議長側が一人足りなくなるんだよな。議長が最終回に、何かとんでもない機体で出撃してくれれば、帳尻が合うんだが。


・エターナルの周囲に集結した戦艦。連合のものとザフトのものが混在している。ザフト内にラクスの支持者がいるのは分かるんだが、連合の方はどうやって協力を取り付けたんだか。アークエンジェルが出港する直前に、懐かしのクサナギが見えた気がしたんだが幻か。


スパロボJのCM。ナレーションが途中で宗介(フルメタル・パニック)からドモン(Gガンダム)に変化するという、楽しい声優ネタ(共に、CV関智一)なのだが、今回はSEEDも参戦してるのだから、もしかして途中にイザークも混じってる?