『放浪息子 4』(志村貴子/BEAM COMIX)

 志村貴子があるじゃないか。


 『ラブロマ』の時のようにネタバレを糾弾されても困るので、本当に感想だけ書きますが、今回の展開には悶えて悶えてしょうがなかったです。つくづく自分の部屋で読んでよかった。他人の家とか本屋で、床を転がり回るのはさすがにマズいでしょうから。
 帯の「ぼくたちの、いさかい」って、可愛く書けばいいってもんじゃねぞ。いや、可愛ければいいか。一巻だかの帯に「思春期前のうんたら」という表現があって、小五、六はもう既に思春期まっさかりなのではと首を傾げたものですが、この巻ではちゃんと「思春期を彷徨い惑う少年と少女たち」となっていたので安心。こっ恥ずかしいけど。