仮面ライダー忌引き

 自転車に乗りながら思ったこと。


 もしかしたら、西尾維新に対して多くの人が抱く反感というのは「間断なく弱昇竜拳を出し続けるリュウケン使い」に対するそれと似ているのかもしれません。つまり「そういう戦法を採ればそりゃあ隙は最小限になるだろうけど、でもそれって人としてどうなの?」というわけです。
 しかし、批判者の方々はどうも忘れがちなようですが、昇竜拳コマンドを正確に連続で入力するだけでもそれなりの技術は必要なのです。その点をないがしろにしたまま、やれゼロカウンターだ、やれオリジナルコンボだと言ってみたところで誰の耳にも空虚にしか響かないのは当然です。それから、いまだにレバー二回転というコマンドには納得できません。どうやってもジャンプしちまうじゃねえか!


 できもしない比喩なんか使うから。