「リアル、リアルと……。馴れ馴れしいんだ、クソ野郎(CV 関智一)」

 何のきっかけもなくふと思い出したのですが「リボルケイン」って、信じられないぐらいカッコよくないですか? 「あんなのただのライトセイバーじゃね?」それは確かにそうですが、ここで問題にしているのはそういうことではありませんし、貴方は一刻も早く喉に「ねるねるねるね」を詰まらせて死んだ方がいいと思います。


 何が言いたいのかというと、最近オタクメディアの中に「何の由来も存在しない、恐らくは単に語感だけで決定されたカタカナの固有名詞」が登場する頻度が少なくなってとても寂しい、ということなのです。富野アニメでも、機体には割と英語ベースの命名がされるようになりましたし、ドラクエにまで「マジックバリア」なんていう日和った呪文が現れてしまいました。これが二十一世紀ということなのかもしれませんが、たまには「ゲンガオゾ」級の意味不明名を見たいなあとついつい嘆いてしまう、弱い心の八十年代生まれの一オタクなのでした。