××の×××に×××を×く××もない××の「××は××××」という××ってなあ、×××ないよなあ

 話題に詰まるとすぐにテーマを乳首に持っていくのってどうなの。最低? うん、最低ですね。最低の人生だ。しかし、あのスプートニクに乗せられて地球を何周かしたライカ犬の一生に比べれば、まだマシではある。マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ。あれ? 「ア」じゃなくて「ザ」だっけ? 
 というように、一度も見たことのない映画からの引用を軽々しく行ったりするのも、世間一般では最低な行為と見なされてるらしいので、これからはせいぜい気をつけることにします。


 この間、古本屋で小説版『デモンベイン』の最終巻のラスト数ページ(比較的ハッピーでない、燃える方のエンドが採用されてて軽い驚き)だけを立ち読みしたら、古橋秀之の書いた解説が載ってて、これのおかげで『デモンベイン』という作品が一体なんだったのかというのが、ようやく理解できました。腑に落ち過ぎて、思わず店内で「はた」と声を出すところだった。平均的な知性と常識を備えた人間には言わずもがなのことですが、誇張ですよー。いちいちこんな注釈めいたことを書かなきゃならねえんだからね。まったく面倒くさいね。