2005-10-28から1日間の記事一覧

『荒野の恋 第一部 catch the tail』(桜庭一樹/ファミ通文庫)

ぐわー! こんなのただの桜庭一樹じゃねえか! 面白いけど。 今回はいつもの「桜庭一樹臭さ」が薄いから大丈夫だと勧められたので読んでみたが、思わず「ガセビアの沼」ばりに「嘘つき!」と叫びたくなった。この、女性性に対する極端にアンビバレンツな感情…

『電波的な彼女』(片山憲太郎/スーパーダッシュ文庫)

殺人鬼とか前世妄想に取り付かれた電波女とか最強母とかが暴れながらも、地味で面白い作品。「地味『に』」ではないところに注意。本編もあとがきも真面目さに満ちていて、一歩間違えれば生硬さに陥りそうだったが、ぎりぎりで回避。セーフ。 どうでもいいけ…

『ヴァンパイア十字界 5』(作:城平京 画:木村有里/ガンガンコミックス)

一巻のあとがきを見る限り、城平京がアホ編集者に「吸血鬼もの書いて下さい」とだけ言われて嫌々ながら連載開始したとしか思えない『十字界』も、いつのまにやら5巻目。めでたくもあり、めでたくもなし。 「星人」がらみのインパクトもそろそろ落ち着いて、…

『スパイラル 〜推理の絆〜 14』(作:城平京 画:水野英多/ガンガンコミックス)

予想通りの設定が明らかになって、あとは決着を待つばかりの最終巻いっこ前。 多分、世間一般の評価では『スパイラル』の評価というのは「金田一のパクリとして始まったが、序盤の内に急激に路線変更してミステリー要素を完全に排除したおかげで、妙におもし…

『少女セクト』(玄鉄絢/コアマガジン)

百合エロ漫画。帯には、 ≪キスから始まる少女たちの秘密の戯れ事…。≫ ≪男子禁制の園で始まる、女の子だけの永遠の“Girly's Festival!!”≫ とかの湿った言葉が踊っているが、実際の雰囲気はどちらかと言うと陽性。えろいけど、(個人的には)実用性はあまりな…

ゲームゲーマーゲーメスト

ニートなのに、ゲームがやりたくてしょうがないです。 昨日までさんざっぱら『Fate』三昧だっただろうが総プレイ時間見て悲鳴上げたのを忘れたか、というお叱りはごもっともですが、敢えて言わせてもらえれば「別腹だ」ということになるでしょうか。なにも「…